みなさんは普段どの方角に頭を向けて寝ていますか?
そんなの気にしたことないよーって人が大半だと思います!私もこの記事を書くまでは気にしたことありませんでした。
日本では昔から北枕は縁起が悪いといわれていますが、風水の場合だと北枕は運勢をアップさせるなんて記事をよくみます。
そこでどの方角を向いて寝るのが最適なのか調べてみました。気になる方は最後まで読んでみてください
目次
なぜ北枕は縁起が悪いといわれるのか
まずなぜ北枕は縁起が悪いといわれているのでしょうか。
そもそも北枕とは「頭を北へ、足を南へ向けて寝ること」とウィキペディアに記載されています。
でしょうね!まさにその名の通りといいますか…これだけではわかりづらいですね!
もう少し読み進めると縁起が悪い由来が書いてありました。
要約すると、仏教の祖であるお釈迦様が亡くなるとき、北に頭を向けて寝ていたことから、北枕は死を連想させるので縁起が悪いと書かれています。
しかしこの風習は日本だけのようで、他の国の場合は一概に縁起が悪いだけではないそうです。
風水ではなぜ北枕が良いといわれているのか
続いて風水ではなぜ北枕が良いとされているのかみていきましょう。こちらも親切にそのままウィキペディアに記載があったので要約しました。
さすがウィキペディア!ユーザーのことはお見通しですね!
結論、健康運のアップが期待できるそうです。
風水では頭寒足熱(ずかんそくねつ)という言葉があり、この状態にするとよく眠れ、健康に良いといわれています。
頭寒足熱とは言葉の通り、 「頭を冷やし 足を温めること」です。
日本の場合は北に行けば行くほど寒く、南に行けば行くほど暖かくなります。そのため北に頭を向けることで頭寒足熱の状態になるということです。
他にも金運や恋愛運アップもするという記事も見つけました。
ここまでだと風習等を気にしない人にとっては北枕が最強説って感じですね!
最適な枕の向きとは?
それでは研究を基に睡眠時の正しい方角について解説します。
睡眠時に最適な方角を見つけるための研究
研究の参加者は21人です。
インテリアと環境が統一されベッドの向きのみが違う2種類の部屋で参加者に2日間にわたり2回昼寝をしてもらいました。
ベッドの向きは頭を南に向ける寝方と頭を西に向ける寝方です。
このときの睡眠時間や脳波等を測定し分析しました。
結果、頭を南に向けて寝たグループの方が平均睡眠時間が長くなりました。(南=1時間38分、西=1時間23分)
また西側を向いて寝るグループの方が途中で起きてしまう回数が多く、睡眠の質が低下していることもわかりました。
つまり頭を南の方角に向けて寝たほうが睡眠時間と睡眠の質が向上したということですね。
理由は?
それではなぜ南の方角が良いのでしょうか?まだまだ研究が必要な分野のようですが、あえていうならば地球の磁場が関係しているようです。
地球には南(S極)から北(N極)に向かって磁気が流れています。
また人間にも同じような磁気があるとかないとか…
人間は頭がN極の役目をするので、南側を向くと地球のS極と人間のN極が引きつけ合い、なんか良い感じみたいです。
ちなみに研究では北側を向いて寝ることがなかったですが、参考にしている記事によると北側を頭にして寝ることは良くないようです。
地球と人間がN極同士になってしまうため頭痛の原因にもなりかねないそうです。
結果的に、日本の風習もあながち間違いではなかったということですね!
南側を頭にして寝ることで血圧が低下したという研究もあるので、やはり南の方角に枕を置くのが良さそうです。
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まとめ
最近では方角を携帯で簡単に測れるのでみなさんも一度自分がどの方角を向いて寝ているのか確認してみてはいかがでしょうか。