赤ちゃんや子供が寝ないとき、歌を歌うと自然と子供が眠っていたなんて経験をしたことがある人はいませんか?
またはそのようなことを一度は聞いたことないでしょうか?
実際に我が家では子供が寝ないときよく子守唄で寝かしつけてます!
しかし子守唄が有効なのは赤ちゃんや子供だけでしょうか?
実は子守唄は大人の睡眠効率も向上させます!(正確には子守唄ではなく大人の場合は音楽ですね!
そこで今回は音楽が睡眠にどのような影響を与えるのかについて紹介します。
・子守唄は大人にも効果有り
・おすすめの曲調は60~80BPM
目次
音楽が睡眠に影響を与えた研究
まずは音楽が睡眠に良い影響を与えた研究からみていきましょう。
研究の参加者は60歳~83歳までの男女60名で、3週間行われました。
就寝前に45分間音楽を聞いてもらい、その後の睡眠状況を通常時と比較し1週間に1回測定しました。
結果、睡眠の質や睡眠効率の向上・長時間の睡眠時間・眠るまでの時間が短くなるなど
複数の良い影響が測定できました。
なおかつ毎週睡眠の質は改善されました。
(コミュニティヘルスセンターの研究・台湾)
つまり音楽は睡眠の質を総合的に向上させたことになります。
研究参加者の年齢は少し高いですが、全体的に効果がでるのはすごいですね!
なぜ音楽は睡眠に良いのか?
それではなぜ音楽は睡眠に良い影響を与えるのでしょうか?
理由はいくつかあるようです。音楽を聞くことによって…
- ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを低下させる
- 楽しい感情のときにでるドーパミンを放出する
- 自律神経系の一部を落ち着かせる
- 夜間の環境騒音をかき消してくれる
ストレスレベルを下げてくれるので、そもそも睡眠時以外にも有効そうですね!
大人におすすめの音楽とは?
ここで1つ疑問が浮かびました。
全ての音楽が睡眠に良い影響を与えるのでしょうか?
アップテンポの音楽なら気分が上がってしまい睡眠にはよくなさそうですけどね…
結論、個人の好みによります!
そのためパンク系の曲が良い人もいますし、クラシック系の曲が良い人もいます。
自分にあった曲を見つけるために様々な曲を聞いてみましょう。
そして自分だけのプレイリストを作るのがおすすめです!
もちろん睡眠にとっておすすめもあります。
プレイリストを作る上で重要なのは、やはりテンポになります。
- 様々な研究から睡眠には約60BPM~80BPMの音楽が推奨されています。
なぜなら一般的に安静時の心拍数は60BPM~100BPMなので、
少し遅めの音楽を聞くことで体が同期し落ち着いてくるからです。
下記に60BPM~80BPM内の曲を載せるので参考にしてみてください!
・交響曲第9番「合唱」/ベートーヴェン…約60BPM
・協奏曲第1番/バッハ…約60BPM
・交響曲第3番「英雄」/ベートーヴェン…約70BPM
ちなみに下記で手軽に睡眠の質を向上させるデバイスも紹介しています!
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まとめ
最近寝付きが悪かったり起きたときに眠たいと感じたりする人は、就寝前に音楽を聞いてみてはいかがでしょうか?
睡眠を改善する方法の中では、手軽にできる部類なので誰でも試してみやすいと思います!