フルーツは栄養価が高いものが多く、健康に良いとされています。
そのため睡眠にも良いフルーツがあります。
そして実際にその効果が科学的に立証されています。
そこで今回は睡眠に効果的なフルーツを5つ紹介します。
目次
キウイフルーツ
まずはキウイフルーツです。
キウイフルーツを食べると、睡眠の質が向上するという研究がありました。
研究参加者は自己申告による睡眠に問題を抱える20歳~55歳の24人です。
4週間にわたって毎晩、寝る1時間前にキウイフルーツを2個食べてもらい睡眠の状況を測定しました。
結果、総睡眠時間は13.4%・睡眠の質は5.41%増加しました。
食べるタイミングが少し気になりますが、キウイフルーツを食べるだけで睡眠時間と睡眠の質が向上するのは驚きの結果ですね。
日本ではキウイが1年中売られているので、継続しやすいですね!
バナナ・オレンジ・パイナップル
続いてバナナ・オレンジ・パイナップルです。
こちらは同じ研究内でしたので1つにまとめました。
研究参加者は健康な12人の男性です。
オレンジとパイナップルはそれぞれジュースにて、バナナはそのままかジュースにて摂取してもらいました。
そして1週間食べ続け、メラトニン濃度を測定しました。
結果、各フルーツを食べるとメラトニンが上昇しました。
特に食べてから2時間後にメラトニン濃度が一番高くなりました。
メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれており、概日リズムを調整したり睡眠を促進するのに役立ちます。
つまりメラトニンの値が上昇することは眠りやすくなるということなので
バナナ・オレンジ・パイナップルは睡眠に良い影響をもたらすフルーツといえます。
概日リズムとは人間に備わっている体内時計のことで、睡眠と深い関係があります。
タルトチェリー
最後はタルトチェリーです。
タルトチェリーは聞いたことがない人も多いと思いますが、さくらんぼの1種です。
参加者は健康な20名です。
タルトチェリージュースを7日間摂取してもらい、参加者の睡眠を分析しました。
結果、睡眠時間・睡眠効率が上昇しました。
またメラトニンの値も上昇しました。
ちなみにタルトチェリーにはトリプトファンが多く含まれています。
トリプトファンとはメラトニンを作る原料となります。
そのためトリプトファンも睡眠にとっては重要です。
タルトチェリーと睡眠に関する研究は数多くありましたが、ほとんどがジュースにして摂取してました。
そのためジュースにして摂取するのをおすすめします!
まとめ
- キウイフルーツ・バナナ・オレンジ・パイナップル・タルトチェリーが睡眠には良い
フルーツは食べて損な食べ物ではないので、とりあえず食べておきましょう!
#フルーツ過信しすぎ
#フルーツって呼び方何?普通果物やろ!